マーケットプレイスへの接続は必須になったのでしょうか

以前マーケットプレイス関連のトラブルを生じたサイトでは、設定ファイル application/config/concrete.php で接続を無効にしています。

'marketplace' => [
    /*
    * Enable marketplace integration
    *
    * @var bool concrete.marketplace.enabled
    */
    'enabled' => false,
],

9.2.9 では[管理画面]-[Concrete を拡張]に[マーケットプレイスとの統合は、設定ファイルで無効にされています]と表示されます。
これらサイトを 9.3.2 へアップデートしたところ、このページで以下のエラーを生じました。

TypeError
Concrete\Core\Marketplace\PackageRepository::validate(): Argument #1 ($connection) must be of type Concrete\Core\Marketplace\ConnectionInterface, null given, called in インストールディレクトリ/concrete/controllers/element/dashboard/marketplace/extend.php on line 65

9.3.2 をクリーンインストールしてみると、最初からマーケットプレイスに接続されているようです。

  1. 9.3.2 の concrete/config/concrete.php を見ると上記設定項目自体は残っておりますが、今後 false での利用はできなくなるのでしょうか。

  2. [管理画面]-[システムと設定]-[基本]-[マーケットプレイス]に[ID]とありますが、本番環境を複製してテスト環境を構築する場合など[ID]が重複しても問題は起きないのでしょうか。

Concrete CMS バージョン
9.3.2

PHP バージョン
8.1.x

サーバー
エックスサーバー

設定ファイルでマーケットプレイスへの接続を無効にしていると[管理画面]-[Concrete を拡張]でエラーを生じる問題は 9.3.3 で解消されたようです。

アップデートすると[マーケットプレイスとの統合は、設定ファイルで無効にされています]の表示は消えます。
代わりに[テーマ][アドオン][インテグレーション一覧]といったボタンが表示されます。

ボタンを押すと[管理画面]-[基本]の子ページに[マーケットプレイス]が追加されます。
[This site is successfully connected to the Concrete marketplace.]と表示されています。

設定ファイルでマーケットプレイスへの接続を無効にすることはできなくなったのかもしれません。